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最近のディズニーはおかしい?その変貌と背景を徹底解説

coral

サラリーマンの夫を支える ワーママ。個人事業主でもあります。 ロードバイクに夢中な長男 おしゃれ大好き長女の2人の母です。 ワンランク上の優雅な生活を目指し ながら自身の人生も謳歌しています。 趣味 : 旅行、買い物 資産運用でFireすることが目標

近年、東京ディズニーリゾートは多くの人々に愛され続けていますが、その運営方針やサービス内容に大きな変化が見られ、「夢の国」が現実的な側面を強めているとの声が上がっています。

特に、チケット価格の上昇やデジタル化の進行、そしてゲスト層の変化などが指摘されています。

本記事では、これらの変化の背景や影響について詳しく解説し、ディズニーリゾートがどのように進化しているのかを探っていきます。

ファストパス廃止とプレミアアクセス導入の影響

長年親しまれてきた「ファストパス」の廃止と、新しいシステムの導入により、かつての「夢の国」が現実的な一面を見せ始めたと感じる人も多いようです。

待ち時間の増加とゲストの不満

以前は、人気アトラクションでも「ファストパス」を使えば、比較的短い待ち時間で楽しむことができました。

しかし、2022年に「ファストパス」の廃止が正式に発表されました。

これにより、多くのゲストが長時間の待ち時間を経験するようになり、「待ち時間が長すぎる」「思ったようにアトラクションを楽しめない」といった不満の声が上がっています。

プレミアアクセスの賛否と利用状況

「ファストパス」の廃止に伴い、新たに導入されたのが「ディズニー・プレミアアクセス」という有料サービスです。

このサービスを利用すると、指定した時間に対象のアトラクションやショーを優先的に楽しむことができます。

例えば、通常であれば120分以上待つような人気アトラクションでも、プレミアアクセスを利用すれば10分程度で体験できることもあります。

しかし、このサービスは1回の利用につき1,500円から2,500円の追加料金が発生します。

そのため、「お金を払えば待たずに済むのは便利」「限られた時間で多くのアトラクションを楽しめる」といった肯定的な意見がある一方で、「家族全員分を購入すると高額になる」「以前は無料だったサービスが有料化されるのは残念」といった否定的な意見も見られます。

我が家も4名分で1アトラクション8,000円ほどの持ち出しをしてアナとエルサのフローズンジャーニーを体験しました。

チケット価格の高騰と来園者層の変化

近年、東京ディズニーリゾートのチケット価格が上昇し、それに伴い来園者の層にも変化が見られます。

この傾向を理解するために、過去から現在までのチケット価格の推移と、高価格化による来園者層の変化について具体的に見ていきましょう。

過去から現在までの価格推移

東京ディズニーランドが開園したのは1983年で、その当時の大人用1デーパスポートの価格は3,900円でした。

その後、物価の上昇やパークの拡張、新しいアトラクションの導入などに伴い、チケット価格は徐々に上がっていきました。

例えば、1996年には5,100円、2011年には6,200円といった具合です。

特に2010年代以降、値上げのペースが速まっています。

2014年に6,400円だったチケットは、2015年に6,900円、2016年には7,400円と連続して値上げが行われました。

そして、2023年10月からは、最も高い日で10,900円という価格設定が導入されました。

高価格化による来園者層の変化

チケット価格の上昇に伴い、来園者の層にも変化が見られます。

特に若年層の来園者が減少し、中高年層の割合が増えているとの指摘があります。

これは、チケットの高騰が若者や学生にとって経済的な負担となり、来園を控える要因となっているからかもしれません。

一方で、経済的に余裕のある中高年層やファミリー層が増えているとも考えられます。

また、チケット価格の変動制(ダイナミックプライシング)の導入により、混雑する日とそうでない日で価格が異なるため、来園者は自分の予算や都合に合わせて訪問日を選ぶようになっています。

これにより、平日に時間の融通が利く層、例えばリタイア後のシニア層などが増加している可能性も考えられます。

キャストのサービスとゲストのマナー問題

近年、東京ディズニーリゾート(TDR)において、キャストのサービス品質の変化やゲストのマナー低下が指摘されています。

これらの要因がパーク内の雰囲気や体験に影響を及ぼしていると感じる方も多いでしょう。

サービス品質の変化とその背景

かつて、TDRのキャストは高いホスピタリティとプロ意識で知られ、「夢の国」の体験を支えていました。

しかし、近年、一部のゲストから「サービスの質が低下した」との声が上がっています。

例えば、パーク内の混雑やゲストのマナー問題により、キャストが対応に追われ、笑顔や丁寧な対応が減少したと感じる場面が増えたとの指摘があります。

この背景には、訪日外国人観光客の増加や、SNSの普及によるゲストの行動変化など、キャストが直面する課題の多様化が考えられます。

特に、文化や言語の違いから生じるコミュニケーションの難しさや、SNS映えを狙った行動への対応など、従来にはなかった対応が求められる場面が増えています。

ゲストマナーの低下とパーク内のトラブル

一方、ゲストのマナー低下も問題視されています。

例えば、SNSへの投稿を目的とした過度な写真撮影や、他のゲストへの配慮に欠ける行動が増えているとの報告があります。

また、訪日外国人観光客の増加に伴い、文化や習慣の違いから生じるトラブルも見受けられます。

これらのマナー問題は、他のゲストの体験を損なうだけでなく、キャストの負担を増加させ、サービス品質の低下にもつながる可能性があります。

実際、キャストがゲストのマナー違反に注意を促した際に、逆に怒られるといった事例も報告されています。

商業主義への転換とゲストの反応

近年、東京ディズニーリゾート(TDR)は商業化とデジタル化を加速させています。

これらの変化に対して、ゲストからはさまざまな反応が寄せられています。

利益優先の姿勢に対する批判と支持

TDRは、チケット価格の引き上げや有料サービスの導入など、収益性を重視する施策を展開しています。

例えば、2023年10月からは、最も高い日で10,900円という価格設定が導入されました。

また、ファストパスの廃止と有料の「ディズニー・プレミアアクセス」の導入もその一例です。

これらの動きに対し、「商業主義が強まり、夢の国の魅力が薄れた」と感じるゲストもいます。

一方で、「価格に見合ったサービスが提供されている」「混雑緩和やサービス向上のための適切な施策」と支持する声もあります。

グッズ転売問題と入手困難の現状

TDRの限定グッズは高い人気を誇りますが、その人気ゆえに転売問題が深刻化しています。

新商品発売日には、転売業者とみられる集団が大量に商品を購入し、フリマサイトなどで高額転売する事例が報告されています。

例えば、2024年8月29日には、約80人の集団が新グッズを求めて列に割り込むなどの行為が見られました。

このような状況に対し、TDRは購入制限や整理券の配布などの対策を講じていますが、効果は限定的で、ファンからは「対策が不十分」との声も上がっています。

これらの商業化の進行とそれに伴う問題は、ゲストのパーク体験に大きな影響を及ぼしています。

TDRとしては、収益性とゲスト満足度のバランスを取ることが求められています。

一方、ゲストとしても、公式情報を確認し、適切な行動を心掛けることが大切です。

デジタル化の進行とその影響

東京ディズニーリゾート(TDR)はデジタル化を積極的に進めており、ゲストのパーク体験に大きな変化が見られます。

このデジタル化には多くの利便性がある一方で、一部のゲストには不便さや困惑を感じる場面も出てきています。

アプリ依存による利便性と不便さ

TDRでは公式アプリ「Tokyo Disney Resort App」を導入し、パーク内の地図表示やアトラクションの待ち時間確認、チケット購入、レストラン予約、ショーの抽選など、多彩な機能を提供しています。

これにより、ゲストはスマートフォン一つで多くの情報を得られ、効率的にパークを楽しむことが可能となりました。

例えば、アトラクションの待ち時間をリアルタイムで確認し、空いているアトラクションを優先的に回ることで、時間を有効に使うことができます。

また、レストランの事前予約をアプリで行うことで、食事の計画も立てやすくなりました。

しかし、このようなアプリ依存のシステムにはデメリットも存在します。

一部のゲストからは、「パーク内で常にスマホを操作していると、せっかくの雰囲気を十分に楽しめない」「アプリの操作に慣れていないと、逆にストレスを感じる」といった声が上がっています。

特に、アプリの不具合や通信環境の問題で、必要な情報が得られない場合、計画が狂ってしまうこともあります。

さらに、スマートフォンのバッテリー消耗が早く、充電スポットを探す手間が増えるといった課題も指摘されています。

高齢ゲストの困惑とサポート体制の課題

デジタル化の進行に伴い、高齢のゲストやデジタル機器の操作に不慣れな方々にとっては、困惑や不便を感じる場面が増えています。

例えば、紙の地図が廃止され、アプリ上での地図確認が主流となったことで、「スマホの操作が苦手で、現在地や目的地がわからない」といった声が聞かれます。

また、ショーの抽選やレストランの予約もアプリ経由が基本となり、「従来の方法で予約や抽選ができないのは不便だ」と感じる方もいます。

TDRでは、すべてのゲストが楽しめる環境づくりを目指し、キャストによるサポートや施設の整備を進めています。

しかし、デジタル化の波に乗り切れないゲストへの対応として、紙の地図の提供や、アプリを使わない予約・抽選の方法を維持するなど、さらなる配慮が求められています。

また、キャストのサポート体制の強化や、デジタル機器の操作に関する案内の充実も課題として挙げられます。

このように、TDRのデジタル化は多くの利便性をもたらす一方で、一部のゲストには不便さや困惑を感じさせる側面もあります。

すべてのゲストが快適にパークを楽しめるよう、デジタルとアナログのバランスを考慮したサービス提供が求められています。

ファンタジースプリングスの評価と期待

東京ディズニーシー(TDS)は、2024年6月6日に新たなテーマポート「ファンタジースプリングス」をオープンしました。

このエリアは、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界観を再現しており、多くのゲストから注目を集めています。

新エリアの魅力と課題

ファンタジースプリングスは、総投資額約3,200億円、総開発面積約14万平方メートルという、TDS開業以来最大の開発プロジェクトです。

エリア内には、各映画をテーマにしたアトラクションやレストラン、ショップが立ち並び、ゲストは映画の世界に入り込んだような体験ができます。

例えば、『アナと雪の女王』のエリアでは、氷の宮殿やキャラクターたちとの出会いが楽しめます。

しかし、大規模な開発ゆえの課題も存在します。

一部のアトラクションでは、システム調整による運営停止が続いており、特に『アナと雪の女王』や『ピーター・パン』のアトラクションは安定した運営が課題となっています。

また、新エリアの人気に伴い、混雑やチケットの入手困難といった問題も指摘されています。

ゲストの反応と今後の展望

ファンタジースプリングスのオープンに対し、ゲストからは多くの期待と喜びの声が寄せられています。

特に、映画の世界観を忠実に再現した美しい景観や、最新の技術を駆使したアトラクションに感動する声が多く見られます。

一方で、前述の運営上の課題や混雑に対する不満の声も一部で上がっています。

運営側は、これらの課題に対応するため、アトラクションの安定稼働に向けたシステム調整や、混雑緩和のための入場制限の解除など、さまざまな対策を講じています。

新エリアの詳細や最新情報については、公式サイトをご覧ください。

また、ファンタジースプリングスの現在の様子を動画でご覧になりたい方は、以下の動画をご参照ください。

コロナ禍後のディズニーの変化

新型コロナウイルスのパンデミックは、東京ディズニーリゾート(TDR)の運営やゲスト体験に大きな影響を及ぼしました。

しかし、その中でも変わった点と変わらない点が存在します。

パンデミックがパーク運営に与えた影響

2020年初頭、感染拡大防止のため、TDRは約4ヶ月間の休園を余儀なくされました。

再開後も、入場者数の制限や営業時間の短縮、パレードやショーの中止など、多くの制約が設けられました。

例えば、2021年9月30日までは1日の入場者数を5,000人に制限し、その後10,000人に緩和するなど、段階的な対応が取られました。

また、チケットの事前予約制や、シーズンや曜日によって価格が変動するダイナミックプライシングが導入されました。

これにより、ゲストは訪問前に計画を立てやすくなった一方、従来のように気軽に訪れることが難しくなったとの声もあります。

変わったもの、変わらないもの

パンデミックを経て、TDRの運営やサービスには多くの変化が見られました。

例えば、公式アプリの活用が進み、アトラクションの待ち時間確認やレストランの予約、ショーの抽選など、多くの手続きがデジタル化されました。

これにより、ゲストはスマートフォンを活用して効率的にパークを楽しむことができるようになりました。

一方で、TDRの「夢と魔法の王国」という基本的なコンセプトや、ゲストに笑顔と感動を提供する姿勢は変わっていません。

キャストの温かいおもてなしや、細部までこだわったパークのデザイン、そしてディズニーキャラクターたちとの触れ合いなど、ゲストが求める体験は引き続き提供されています。

まとめ:ディズニーの現在と未来

東京ディズニーリゾート(TDR)は、時代の流れとともに多くの変化を遂げています。

これらの変化を理解し、上手に受け入れることで、パークでの体験をより充実させることができます。

変化を受け入れ、楽しむためのヒント

TDRでは、デジタル化や新エリアの導入など、さまざまな変化が進行中です。

例えば、公式アプリを活用することで、アトラクションの待ち時間確認やレストランの予約がスムーズに行えます。

初めての方や久しぶりに訪れる方は、来園前にアプリをダウンロードし、使い方に慣れておくと良いでしょう。

また、パーク内の最新情報やサービスを事前にチェックすることで、当日の計画を立てやすくなります。

新しい体験を楽しむためには、柔軟な姿勢が大切です。

例えば、新エリア「ファンタジースプリングス」では、これまでにないアトラクションやショーが登場しています。

新しいものに積極的に触れることで、パークの新たな魅力を発見できるでしょう。

ゲストとしての心構えとパークの楽しみ方

TDRを訪れる際には、他のゲストやキャストとの共存を意識することが大切です。

パーク内では、多くの人々が楽しい時間を過ごしています。

そのため、列に割り込まない、大声で騒がない、指定された場所での喫煙を守るなど、基本的なマナーを守ることで、すべての人が快適に過ごせます。

また、キャストはゲストの安全と快適さを第一に考えて行動しています。

例えば、こぼれた飲み物を清掃する際、しゃがまずに立ったまま足で拭くのは、安全を優先するための行動です。

このようなキャストの配慮を理解し、協力することで、より良いパーク体験が生まれます。

パークを最大限に楽しむためには、事前の計画も重要です。

人気のアトラクションやショーは待ち時間が長くなることが予想されるため、公式サイトやアプリで運営状況を確認し、優先順位を決めて行動すると効率的です。

また、季節ごとのイベントや限定グッズの情報も事前にチェックしておくと、訪問時により多くの楽しみを見つけられるでしょう。

最後に、TDRは「夢と魔法の王国」です。

日常の喧騒を離れ、非日常の世界を存分に楽しむためには、心を開き、子供のような純粋な気持ちでパークの雰囲気や演出を感じることが大切です。

変化を前向きに受け入れ、他のゲストやキャストと協力しながら、素晴らしい思い出を作りましょう。

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